3月18日に山口県立宇部高等学校で「2021年度アートマイル国際協働学習プロジェクト」の『文部科学大臣賞』の表彰式がありました。

宇部高等学校では、探究科の一年生が台湾のKaohsiung Municipal Hsin Chuang Senior High School の一年生と5つのグループに分かれて10のSDGsをテーマに行った協働学習が評価されて、『文部科学大臣賞』の受賞となりました。

詳しくはこちら
http://artmile.jp/info/aicl_20220304-2/

生徒の感想

表彰式後に直接生徒達から聞いた感想です。

・私たち若い世代が、海外でも同じように自分の国の課題に問題意識を持っている、それを解決しようとしていることに刺激を受けました。

・SDGsについては小学校や中学校で少しは学んだけどぼやっとした感じでした。私にとって国を超えて一つのことを一緒に考えるというのは今回が初めてのことでしたが、アートマイルを通してそれぞれの国が今どんな課題を抱えているのか、その課題に対してどういう取り組みをしているのかが分かったので、それからは何事もグローバルな視点で考えるようになりました。今の世界的なニュースについても、「もし自分の国で起きたら、自分はどう考えるだろう?」という目線で考えられるようになりました。

・SDGsは世界で考えていかないといけない課題です。ですが、これまでは身近なことに目を向けるか、漠然としたことしか考えてきませんでした。今回、海外の高校生と一緒に考えることになって、世界がグローバル化する中で問題が複雑化しているけど、グローバル化して人が繋がるからこそ解決できることや、繋がるからこそ生まれる幸せがあることに気づくことができました。これはとてもありがたいことです。