「国際協働学習コース」は、海外校と探究的に学び合うプロジェクトベースの協働学習です。地域の課題を世界共通の目標SDGsに繋げてグローバルな視点で捉え、世界の仲間と解決策を議論し、自分たちの未来について一緒に考えます。学習の成果として、世界に訴えたいメッセージを込めて壁画を共同制作します。
★詳しくはこちら ※必ず読んでください
<募集内容>
【申込期間】2025年3月1日~4月20日
【実施期間】2025年6月~2026年3月
【実施対象】小学校・中学校・高等学校等の児童・生徒
【募 集 数 】50校
【お問合せ】メール:jam@artmile.jp 電話:0791-43-5629
<参加申込>
こちらからダウンロード→ 2025年度国際協働学習コース参加申込書
必要事項を記入した参加申込書の ①Wordファイル と、それに学校長印を押印した ②PDFファイル をメールでJAM事務局 <jam@artmile.jp> に送ってください。
※参加決定は2025年5月にメールでお知らせし、参加決定通知を郵送します。
<実施費用>
画材費と学習システム利用料の70,950円と、相手に荷物を送る送料(国によって料金が異なる)の実費が必要です。
<Q & A>
Q.6月から翌3月までの長期間学習にどれくらいの時間が必要でしょうか?
学校によって実施時間は20数時間から70数時間までと差が大きいですが、35~45時間が多いです。時間確保に苦労すると聞くことがありますが、総合の時間、探究の時間を中心に複数教科で取り組むことで、時間を充分に確保をすることができます。アートマイルの導入を検討される際にお困りの事がありましたら遠慮なくご相談ください。18年間の経験で助言させていただきます。
Q.どの教科で取り組むのがいいでしょうか?
総合の時間、探究の時間を中心に、国語、社会、英語、外国語、情報、美術など教科を越えて取り組むところが多いです。教科横断的に取り組むことで、各教科で学んだことを知識として蓄えるだけでなく、知識を活かすことができます。
ゼミ制度を設けている高校では、国際理解ゼミや探究ゼミでアートマイルに取り組む学校が増えてきました。また、中学、高校では、英会話部や美術部など部活で取り組んでいるところもあります。
Q.初めて海外のパートナーと協働学習をするのは不安です。
ジャパンアートマイルのコーディネーターが各校に付きますのでご安心ください。コーディネーターは、学習が滞ったり、トラブルが起きないように、双方のやり取りを見守って、協働学習が円滑に進むように適時サポートします。何か不安なことや困ったことがあればいつでも相談に乗ります。
Q.英語力が足りないと感じています。英語力不足が障害となるでしょうか?
アートマイル国際協働学習は、オンライン会議で相手と英語で話しをするのがメインの活動ではありません。テーマ学習の発表も議論も、JAMが提供するインターネット上のフォーラムでのやり取りがベースとなります。相手と1対1でやり取りができるフォーラムは、いつでも書けて、いつでも読むことができるプラットフォームです。文字ベースですから、DeepLなど便利な無料翻訳ツールを使えば、小学生でも簡単に自分の意見を英語で伝えることができ、相手の英語も簡単に和訳して理解できます。大事なことは、自分の意見を持つということ、それを相手意識を持って伝えるということです。フォーラムでは他の学校のやり取りを見ることもできますので、良い事例を参考にすることができます。
Q.学習テーマはSDGsでないといけないのでしょうか?
学習テーマは、身近な地域の課題など自分事にして考えられるものにすることが大事です。SDGsのために学習するのではありません。しかし、SDGsは全世界の達成目標ですから、世界の相手と共通の課題意識を持つことが容易にできて便利です。地域の課題や自分たちの関心事をSDGsに関連付けて協働学習のテーマにしましょう。
Q.長期間、学習のモチベーションを維持するにはどうしたらいいでしょうか?
世界に伝える相手がいること自体がモチベーションを上げます。「自分たちのことをもっと知ってもらいたい」「相手のことをもっと知りたい」と湧き上がってくる気持ちを大事にしましょう。アートマイルは最後に壁画という学習の成果物を相手と一緒に作ります。明確なゴールがあることで、そこに向かう全ての学習に必然性が生まれます。英語を使う必然性、ICTを使う必然性、対話する必然性、学びを形にする必然性など。その必然性がモチベーションを支えます。