【学会】11/12日本ESD学会第5回大会でアートマイルの発表しました

現代社会は地球規模で解決しなければならない問題が山積している上に、新型コロナウイルスのパンデミックで世界が翻弄され、ロシアのウクライナ侵略戦争で世界の秩序と平和が根底から揺るがされている。日本の経済は成長率ほぼゼロの状態が30年続き、世界の中でかつてのような存在感は今の日本にはない。このような中、子ども達がこれからの時代を創っていく主体者として、未来に希望を持って生きていくためには、どのような教育が必要だろうか？

ウクライナ戦争で世界の潮流が変わった今、平和で持続可能な社会をつくるためには、自分たちの課題が世界と繋がっていることを認識し、多角的な視点でものを見て考え、異なる背景を持つ人々と協働して新しいものやしくみを生み出すことが必要である。社会の閉塞感に埋没するのではなく、子ども達が自由な発想と探究心で未来を切り拓く力を学校教育でどのように育てるのか？

世界の動きにアンテナを張り、グローバルな視野をもってこれからの時代を切り拓いていく次世代を育てるために、新しい「国際教育」の構築が必要である。