2020年度のアートマイル国際協働学習は、新型コロナウイルス感染(COVID-19)を学習テーマに、世界が今直面している様々な課題について当事者意識を持って考え、自分たちはポストコロナの時代をどういう時代にしたいのか議論して、自分たちの答えを見つけ、その想いを形にする学習です。
COVID-19のパンデミックにより世界は大きく変わりました。経済活動も社会生活も大きく制限され、国を超えた人の行き来がなくなり、世界の様々な問題が浮き彫りになり、深刻化しています。子どもたちもこれまで普通にできていたことができなくなり、学校生活も大きく変わりました。全世界が共通の問題に向き合う今、世界の課題に当事者意識を持って考える絶好の機会です。
子どもたちは「正解が一つではない課題」についてしっかり自分の頭で考え、自分の周りで起きていることと世界の問題を繋げて考え、どうしたら問題を解決できるのか、その先にある自分たちの未来をどのような未来にしたいのか、そのために何ができるのかを世界の仲間と一緒に考えて議論します。
人と人が国を超えて行き来して活動することが難しい今、アートマイルではJAMが提供する「電子フォーラム」を使って、海外のパートナーと意見交換を重ねて、対話的・協働的に学びを深めます。