「アートマイル国際協働学習プロジェクト」の応募校にZoomでオンライン・ヒアリングを行っています。応募校の校長先生、担当の先生方から、国際協働学習への意気込みや、アートマイルで生徒にどういう力を付けたいか、教師としてどう成長したいかなどお話をお聞きしています。
 
ある高校の教師の声を紹介します。
 
「世界が直面している課題について現状を知り、解決するにはどうしたらよいのか、どうしたらよりよい社会をつくっていくことができるのか、自分たちは何ができるのかなど、正解のない問いに対して、生徒が国を超えて一緒に考え、学び合う点が、アートマイル国際協働学習の大きな意義だと考える。」
 
「地球規模の課題について、生徒の多くはニュースや新聞などで知ってはいるが、まだ自分事になりきっていない部分もある。課題について理解を深めるだけでなく、その解決に向けて主体的に考え、行動できる力を身に付けさせたい。」
 
「将来日本に住んでいても、言語や文化的背景が異なる人と一緒に働いたり、地域でかかわったりする機会は今後増えていくと考える。その時に、アートマイルプロジェクトを通して学んだことや経験が、地域や職場で多様な背景をもつ人々と一緒に活動していく上でよりよい人間関係を築くことにつながるよう、指導していきたい。」