JAMでは、夏休みに、今年の日本の全ての参加校教師を対象に、Zoomでフォローアップミーティングを行っています。

共通のテーマについて調べ、それぞれの地域の課題を見つけて共有し、どうしたら自分たちの課題・世界の課題を解決できるのかを考え、相手と議論しながら進めていく「国際協働学習」は、グローバルなステージのPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)です。ICT教育も英語教育も海外と比べると遅れている日本の教師にとって、これは容易な学習ではありません。

この国際協働学習では、教育システムが違う海外の教師とスケジュールを調整しながら、見通しを持って学習を進める必要があります。カリキュラム・マネージメント力が大いに求められます。しかし、この力も教科書を教える授業が中心だったこれまでの教育では、なかなか教師に身に付いていないのが実情です。

JAMでは、夏休みの間に、日本の教師一人一人と、どのように見通しを持って学習を進めていくか、どのように相手とコミュニケーションをとって噛み合う議論に持っていくかなど、それぞれの状況に合わせて具体的な助言をするフォローアップミーティングを、オンラインで顔を合わせて行っています。