3月16日に名古屋市立山王中学校で「2021年度アートマイル国際協働学習プロジェクト」の『特別賞』の表彰式がありました。

山王中学校では、1年生(117名)がネパールのGorkha International Public Schoolの2年生(50名)と「SDG3:すべての人に健康と福祉を」と「SDG8:働きがいも経済成長も」をテーマに行った協働学習が評価されて財団の『特別賞』の受賞となりました。

詳しくはこちら
http://artmile.jp/info/aicl_20220304-3/

生徒の感想

・現在の問題や人類が使いまくった地球の現在について、はっきりと知ることができてよかった。ネパールの生徒が日本と違う視点で意見を言ってくれるのは面白くて、とても楽しかったし、どのように伝えるかを考えるのも楽しかったです。

・差別に対してネパールは宗教・神話などが影響していると教えてくれました。差別については私たちと全く違う意見をもっています。これから社会を整えていくときにこのような違う意見をもっと取り入れていけると良いなと思いました。

・工業・産業の発展により世界はより豊かに便利になったけど、自然などの長い年月をかけて蓄積されてきたものが失われていくことに複雑な気持ちになりました。失われていくものを取り戻したり、これ以上の損失を食い止める動きがあるので、そのような動きをもっと活発化したり、世界に知らせたりすることができたらいいと思いました。

・ネパールの人たちは、SDGsを個人の問題ではなく、国全体の問題として、政府の政策のことも考えていたことが印象的だった。

・SDGsについて深く調べ、現代の問題を考えたことで、改めてこの地球の問題とどれくらい深刻に進んでしまったかを知ることができた。知ることができたので、今、自分たちにできることを友達や世界の人と共有してつなげていけたらと思いました。

・工業化して経済が発達し、人々の生活が豊かになる裏では、地球温暖化や森林伐採などの環境問題が起きている。この2つを両立するためにSDGsはある。いつも日本で話をしていると同じようなことを考えるけど、他国の人と話すと考え方の幅が広くなる。