「新英語教育 2019年1月号」(高文研)の特集「英語でつながる世界の子どもたち」にアートマイルの取組が掲載されました。

北海道の市立札幌大通高校では、「異文化理解講座」で2012年より7年間継続してアートマイルに参加しており、これまでにマレーシア・メキシコ・タイ(2回)・フィリピン・エジプト・アメリカと国際協働学習を実践してきました。

「アートマイルプロジェクトの取り組み ー異文化理解講座での海外校との協働学習ー」を執筆した杉山譲司教諭は、「大通高校の異文化理解はその大きな目標を、他者のものの見方を知ることで、自分のものの見方を批判的に見つめ直すとしている。アートマイルはその目標と合致する」と言い、アートマイルで「ステレオタイプと偏見」「フェアトレード」「SDGs」等のテーマで世界の多様な他者と行動学習を実践してきました。

学びの成果として生徒さんの言葉が引用されていますので、紹介します。
「この活動を通して一番強く感じたことを、『伝えようとする心』が大切だということ。言語も文化も違う国の人とこんなに深く関わるのは初めての経験で、・・・自分でも気付かないうちに「もっと伝えたい」「もっと教えて欲しい、話したい」と入り込んでいきました。今、完成した壁画を目にし、本当に感動で胸いっぱいです。」

「英語でつながる世界の子どもたち」 アートマイルプロジェクトの取り組みー異文化理解講座での海外校との協働学習ー(2019.01)