New Education Expo 2018 東京で昨年度制作された作品2点を展示します。
https://edu-expo.org/nee2018
■香川県観音寺市立観音寺小学校と<フランス>Emmanuel Cheneauの作品
【テーマ】
「民話から見える文化の違いと融合」
【作品の説明】
日本側は「ももたろう」の犬が、フランス側は「赤ずきんちゃん」のオオカミがそれぞれの文化や民話を紹介しています。どの国の民話にも昔から自然や人を愛する共通の想いがあることを知り、その想いがあれば世界のみんなが仲良くなれるというメッセージが込められています。
【学習の成果】
日本の民話を見直して相手に伝えることで、豊かな自然と人々の思いによって培われてきた日本文化の良さをしっかり再認識することができました。さらに、日本とフランスの民話を読み比べることにより、お互いの文化の違いや良さに気付き、自然や人を愛するという共通の考え方があることも気付くことができました。スカイプでの直接交流では、何をどう表現したら相手に伝わるのかを考え、英語を話す必要感をもって発表の準備ができました。
■滋賀県大津市立志賀中学校と<サウジアラビア>Al Hussan International Schoolの作品
【テーマ】
「未来のエネルギー問題を考える」
【作品の説明】
再生可能エネルギーや原子力発電、エネルギー自給率について相手と一緒に考え、「限りある資源を次の世代に残すためにどのような取り組みが必要か?」「私たちにできることは何か?」について議論し、自分たちが望む未来のエネルギーの姿を絵に表しています。
【学習の成果】
難しいテーマでしたが、技術・家庭科でエネルギー問題について学習し、グループで議論する中で、「限りある資源を次の世代に残すためにどのような取り組みが必要か?」「私たちにできることは何か?」について中学生なりに深く考えることができました。サウジアラビアについては知らないことが多く、興味関心を持って、食文化、ファッション、イスラム教、自然について熱心に調べ、イスラム文化への理解が深まりました。活動を重ねる中で生徒のチームワークやコミュニケーション能力にも成長が見られ、集団の雰囲気が格段に良くなりました。