7月22日(日)には、東京の内田洋行新川本社「ユビキタス協創広場CANVAS」で「国際協働学習を通して未来を創る力を育てる」をテーマにアートマイル関東セミナーを開催しました。小中高校の教師や大学、一般企業、法人の方26名の参加があり、様々な立場の方と「20年後に活きて働く力をどう育てるか」について議論しました。

■セミナー内容
<実践発表>
(1)「ふるさとへの愛着を深めるアートマイルでの協働学習 ~台湾・蛍橋小学校との交流を通して~」
   愛知県岡崎市立細川小学校 黒野峰幸教諭
(2)「パラリンピックを通した障がい理解 ~共に生きる Handicap makes us strong~」
   東京都杉並区立天沼中学校 大塚雄史教諭

<ワークショップ>
「20年後に活きて働く力を育てる ~対話的・協働的で深い学習をめざして~」
   ジャパンアートマイル 古川浩一

<壁画鑑賞>
「作品から読み取る」
   ジャパンアートマイル 塩飽隆子

■参加者の声
<教師の実践発表について>
・国際理解というと外ばかり目が向きがちだが、準備段階で自分たちの地域のことをしっかり見つめ大切にした上で、他を尊重するという視点で取り組まれたところに共感しました。
・「アートマイル=新学習指導要領の内容」だと思いました。
・「アートマイルを通して子どもたちにどんな力を付けさせたいか」教師側が明確な目標をもって活動を進めていくことが大切だと分かりました。
・これだけ密度の高い取組は他に多くはありません。校内の理解がどれだけ得られるかによりますが、努力を続けていきたいと思います。

<ワークショップについて>
・子どもたちの未来を考え、日本全体の問題として考えて行動しなければいけないことを実感しました。
・20年後に残っている職業を考えると人に働きかける仕事が多いように思えます。それには、対話力やコミュニケーション力が重要だと思いました。
・改めて激動の日本を生き抜く子どもたちを育てていくんだという思いを持てました。20年後の未来へ向かって教育活動を進められるよう頑張ります。

<壁画鑑賞について>
・それぞれの作品にはそれぞれの相手と心が響き合って一緒に紡いだストーリーがあることがよく分かりました。